忘年会スルーの理由とは?スルーしたいのは忘年会ではなく「会社のつながり」

忘年会スルー働き方
てつこ
てつこ

なんで忘年会スルーされるんだろう?
どうすれば参加してもらえるんだろう?

こんな悩みを持つ方に向けて、忘年会スルーされる理由と本質、対策をまとめました。

てつごろう
てつごろう

SNSや相談サイトでの投稿も引用したんだよ。

若者のリアルな気持ちを知りたい方も読んで欲しいんだよ。

結論からいうと

  1. 忘年会スルーの理由
    若者は愚痴や自慢話を聞かされる「会社飲み会」がイヤ
     
  2. 忘年会スルーの本質
    スルーしたいのは忘年会ではなく「会社でのつながり」
     
  3. 忘年会スルーされない方法(1)
    忘年会の意義・メリットを再確認して共有しよう
     
  4. 忘年会スルーされない方法(2)
    会社でのつながりを強くする努力が大切

という話です。

 

ちなみに僕は・・・大手IT企業での労働組合役員の経験があります。

僕は大手IT企業で本業のかたわら、労働組合の役員を務めてきました。たくさんの社員の声を直接聞いて、職場環境や労働条件の改善に向けて意見をまとめる仕事です。
また小学校から高校までは学級委員長や生徒会役員、大学の合唱サークルではベースのパートリーダーとして全国コンクールで1位を受賞した経験もあります。

学校、部活やサークル、会社。
これらは規模や存在意義、目的などは大きく違いますが、一つの社会という意味で共通点は多いと思います。

組織の中で多様性を尊重しながら一つの目標に向かうためには、所属するメンバーの気持ちや考えを汲み取っていく必要があることを実際に体感してきました。

僕は専門家ではありませんが、組織をまとめて成長させるためにはどんなことが重要なのかを肌で実感した経験から、この記事を書いています。

 

忘年会スルーの理由 → 若者は愚痴や自慢話を聞かされる「会社飲み会」がイヤ

まずは忘年会がスルーされる理由です。

詳しくは後述しますが「忘年会スルー」というキーワードでTwitterやYahoo!知恵袋などを見ると

  • 上司の説教が面倒
  • 愚痴ばかり
  • そんな会にお金を払うのはもったいない
  • 時間が無駄

 

大まかにまとめると、こういう意見が多く投稿されていました。

次に、実際に忘年会をスルーしたい人たちのリアルな意見を引用します。

Twitterの声

Yahoo!知恵袋の投稿

忘年会行きたくないから欠席はアリですよね?
臨時社員2年目なんですが来週末の忘年会出欠用紙が周ってきたので欠席と書きました。後日社員から「〇〇さん忘年会去年も欠席だったから今年は出

たほうがいいですよ。用事あるんですか?」と言われて「用事は無いけどわざわざ会費払って業務終わってから面倒だし行きたくないので欠席します」と言ったのですが「一理あるけど従業員の円滑の為にも」としつこいんですが自分が間違ってますか?勿論業務は日々しっかりこなしてます。

忘年会行きたくないから欠席はアリですよね?臨時社員2年目なんですが来週末の忘年会出欠用紙が周ってきたので欠席と書きました。後日社員から「〇〇さん忘年会去年も欠...
忘年会行きたくないから欠席はアリですよね?臨時社員2年目なんですが来週末の忘年会出欠用紙が周ってきたので欠席と書きました。後日社員から「〇〇さん忘年会去年も欠席だったから今年は出たほうがいいですよ。用事あるんですか?」と言われて「用事は無いけどわざわざ会費払って業務終わってから面倒だし行きたくないので欠席します」と言っ...

 

忘年会、新年会、歓迎会で凄く出費が多いんですが、全て断るのは良くないですか?断った後、SNSに様子をアップしているので、それにいいねするのが、しづらいです。

忘年会、新年会、歓迎会で凄く出費が多いんですが、全て断るのは良くないですか?断った後、SNSに様子をアップしているので、それにいいねするのが、しづらいです。
忘年会、新年会、歓迎会で凄く出費が多いんですが、全て断るのは良くないですか?断った後、SNSに様子をアップしているので、それにいいねするのが、しづらいです。

 

他にもたくさん投稿されていましたが、忘年会に参加したくないという人はすごく多いことが分かります。

僕の実体験・・・飲み会はほとんど愚痴大会という事実

忘年会ではないですが、以前、僕が勤めていた会社での飲み会のほとんどは完全に上司や会社に対する愚痴大会でした。

そうなるとまったく面白くないので、流れを変えたいと何度も思いましたが、愚痴が多くなってしまう気持ちは痛いほど分かるし、僕自身も愚痴の根源となる上司や会社への不満が一つの原因になって辞めてしまった経緯もあります。

共感し合える仲間がいることはすごく大事ですし、自分の身を守るという意味でも必要な関係ではあります。

でも、「飲み会で最初から最後までほとんど愚痴を言い合う仲間って、良い関係といえるのか?」という疑問は常にありました。

「忘年会スルー」が増える理由にも、共通する点があるのではと思います。確かに、苦にしかならない場にお金を払ってまで参加する理由はないですよね。

 

忘年会スルーの本質 → スルーしたいのは「忘年会」ではなく「会社でのつながり」

忘年会スルー

会社の飲み会に出ると愚痴や自慢を聞かされ説教ばかりで退屈。
しかも上司に気を遣う
そんな飲み会は誰だってイヤです。

そんな無益な飲み会に参加するくらいだったら、会社以外の友達との時間とお金を割いた方が自分にとって有益。

忘年会スルーをしたい理由は、こういうことだろうと思います。

すごくよく分かります。

解決策を考える前に、もう少し深く掘り下げる必要があると思います。

若者のリアルな気持ちから見えてくること

TwitterやYahoo!知恵袋の投稿から見えてくるのは

参加者にとって「有益かどうか」が重要なのであって、忘年会の存在自体が否定されているわけではなさそうということ。

となると、「忘年会がイヤ」という以前に「会社飲み会がイヤ」だから、結果的に「忘年会スルー」という状態になっているのではないかと思います。

忘年会が楽しくて有益だったら参加される?社会的な背景も関係している

では仮に忘年会が楽しくて有益だったらみんな参加するようになるのでしょうか?

さらに深掘りしてみると、そこには社会的な背景も関係しているのではないかと考えました。

例えば

  • 会社以外での繋がりをインターネット上に求める人が多くなった。
  • SNSで自分の正直な気持ちを気軽に発信できるようなり、同意を得られることが増えた。
  • 景気の悪さから経済的に余裕がない。
  • 変化の早い時代で常に成績やスピードを求められて気持ちにも余裕がない。

何年も前からこういった状況であることはみなさん実感があると思います。

つまり、単に忘年会を嫌がっているだけでなく、その裏には根強い背景が関係していそうですね。

てつごろう
てつごろう

忘年会に出てもつまらないし気疲れするだけ。

会社以外で濃厚なつながりが多い

そうなれば忘年会スルーしたくなり理由はわかるんだよ。

てつこ
てつこ

スルーしたいのは「会社でのつながり」なんですね・・・

もし僕をはじめマネージャークラスの年代の方が、今の若者と同じ立場、同じ状況だとしたら「忘年会スルー」をしたくなる気持ちも理解できるのではないでしょうか?

忘年会スルーされない方法(1)→ 忘年会の意義・メリットを再確認して共有しよう

ここまで若者が忘年会スルーしたい理由について解説しましたが

てつこ
てつこ
  • そうは言っても会社として「行わない」選択は難しそう
  • 若者との交流を持ちたい

という方も多いですよね。

そこでここからは、忘年会スルーされない方法を解説します。

 

一つ目は、そもそも忘年会とは何のために行われてきたのか、本来の意義やメリットを部下と共有することです。

そもそも忘年会とは?一年の苦労を忘れる会

まずは忘年会の意味を調べてみました。

年末に、その1年の苦労を忘れるために行う宴会。《季 冬》

引用:goo国語辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%BF%98%E5%B9%B4%E4%BC%9A/

その年の苦労をわすれるために、年末に催す宴会。〈[季]冬〉

引用:広辞苑無料検索 https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E%E8%8B%91/content/17985_590

「年末にその年の慰労を目的として執り行われる宴会」という意味付けでは台湾の尾牙、中国の年会、韓国の送年会(송년회、送年會)など、東アジア圏における共通の文化を見出すことが出来るが、英語文化圏においてはクリスマスと対比させた非宗教的な行事と理解されており、英語としてEnd of Year Party、Forget the Year’s Troubles Partyなどのほか単純にBounenkaiなどが充てられているように、日本固有の文化として考えられる場合が多い [3]。

忘年会は自発的結社によって担われる納会型のもの、私的交友関係や家族間で執り行われる年わすれ型のもの、戦後に急激に伝播した企業忘年会型のものなど様々な形態がある[4]。

引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%B9%B4%E4%BC%9A

 

このように忘年会は読んで字のごとく「一年の苦労を忘れる」という意味があるようです。

忘年会を行う他の意図としては

  • 一年の締めくくりやケジメ
  • 新年に向けた活性化
  • 「憂さ晴らしやお祭り騒ぎ」として楽しむ
  • 特別なイベントで「区切り」を付けることで次のスタートがしやすい

などが挙げられると思います。

「飲み会」は1年に何度もありますが「忘年会」は年に1度だけ。
会社によっては全社を挙げて盛大なパーティーを催すところもあります。

会社に勤めるということは、1年のほとんどを同じメンバーと過ごすことになります。
家族より多い時間を共有するわけですから、締めくくりの時間を取るのは自然な考え方ではないでしょうか。

忘年会スルーしようとしている方にも共感してもらうことができれば、参加する気持ちになってくれるかもしれませんね。

会社の飲み会の意義とは?開催側・参加側両者にメリットあり

でもやっぱり「忘年会は面倒」という人は多いですよね。

日本では恐らく何十年も前から年末の風物詩ですから、きっとそこにはそれなりの意義があるのではないでしょうか?

忘年会の意義については上述したので、ここからは少し拡げて「会社飲み会」の意義やメリットを考えてみます。

僕は今まで、会社飲み会の幹事を率先してやってきました。
それは、下記のようにメリットが多いと思うからです。

参加者はもちろん、幹事にもメリットがあると僕は考えています。

会社飲み会に参加するメリット

  • 他部署に味方を作れる
  • 自分の仕事を知ってもらえる
  • メンバーの士気が上がる
  • 話す機会が少ない人の意外な趣味や特技を知ることができる
  • 顔が広い人がいれば、他部署や他社にも繋がりができる

会社飲み会の幹事のメリット

  • 幹事の会費は参加者から多めにもらう会費で賄える
  • ビールが空いた人に次のお酒を勧めるなど、常に周りに気を配ることで広い視野を持てて「コイツは気が効くやつだ」と思われる
  • おいしい料理やお酒の店、デートに良い店を見つけることができる
  • 司会進行役を務めることで顔を売ることができる
  • 上司も含め「自分がコントロールしてる感」を味わえる
  • 社長や役員がいて、気に入ってもらえればステップアップしやすくなる

これらはすべて僕個人の考えですのでご了承ください。

幹事のメリットについては少々いやらしい意図も含まれていますが(笑)
それで仕事がしやすくなるのであれば、こんなに良い機会は他に無いと思います。

要するに忘年会を楽しくするには

「会社飲み会」という場の特性をうまく利用して、自分にとって有益な状態を作っちゃえばいい

ということです。

飲み会じゃなくても仕事上の人間関係は作れる?

もちろん、飲み会でなくても実現できる場面はあります。

しかし「飲み会」だからこそのメリットはたくさんあります。

  • お酒で良い気分になると普段なかなか話しにくいことまで突っ込める
  • 会社ではあまり話せない人と話ができる
  • 一度の会で複数人と話ができる
  • (特に僕の場合ですが)少々口下手な性格でもお酒の力を利用してテンションを上げることで話が弾めば仲良くなれる

「仕事をする上で他人の趣味は関係ない」という人への反論

「別に他の人の趣味とか知らなくてもいいし」と思った方への反論です。

会社で成果を挙げるためには、他の人の協力は必須ですよね。

  • 大きな仕事になるほど他部署の力が必要
  • 同じ部署の人なら話は早く進んでも他部署の社員だとスムーズにいかない面も多い
  • 協力を要請したい他部署の人と仲良くなれれば相談しやすくなる

こんな理論です。

いわゆる根回ししておくことで仕事がスムーズに運ぶということです。

逆も然りで、自分がどんな人間で、どんな仕事を成し遂げようとしているのかを知ってもらえれば「あいつの頼みだったら協力してやろう」と考える人も多いのではないでしょうか。

そんなことしなくても会社としての命令があれば協力するだろう、という考え方もありますが、素性を知っている人と知らない人とでは、仕事での関係構築にも大きく違ってきますよね。

忘年会スルーされない方法(2)→ 会社でのつながりを強くする努力が大切

忘年会スルーの鍵はONE TEAM

ここまでの話をまとめます。

  • 若者は愚痴や自慢話を聞かされる「会社飲み会」がイヤ
  • スルーしたいのは「忘年会」ではなく「会社でのつながり」
  • 忘年会の存在意義は確かにあるしメリットも多い

しかし参加したがらない人が増えているのが現実です。
では、どうしたらいいでしょうか?

鍵は「ONE TEAM」を作ることにあると考えます。
飲み会でも忘年会でもボーリング大会でも、形は何でもいいと思います。

会社という組織の中で目標を達成していくためにチームが一つになることが大切だということは、どんな社会でも同じですよね。

鍵は「ONE TEAM」を作ること

昨年放送されたドラマ「ノーサイドゲーム」で、企業のラグビーチームを束ねる柴門監督は「チームを家族にする」という方針を掲げていました。

「そんなの幻想だ」「現実は違う」という意見もありそうです。でもそういう環境は実際に僕も見ていますし、部活などで経験してきた方も多いのではないでしょうか。

2019年、ラグビーの「ONE TEAM」が流行語大賞に選ばれました。

これはあくまで僕個人の考えですが、「ノーサイドゲーム」の著者、池井戸潤さんも「ONE TEAM」の精神を伝えたかったのではないでしょうか?

屋久島では、1シーズンに何回も運動会があるそうです。

住民同士が触れ合う機会が多ければ多いほど、繋がりと信頼関係が生まれるので、すごく良いことだと思います。

何かトラブルがあった時に、すぐ近くに信頼できる人がいるのはすごく大事ですよね。

特にここ数年、台風や地震による被害が大きくなっている日本では、地域のコミュニティはますます重要になっていると思う方も多いのではないでしょうか。

 

読者のみなさんも、同じような経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?
会社という組織の中で、様々な考え方や価値観を持った人が目的を達成していく。
そのためにチームが一つになるのが大事という考え方は、おそらく普遍的なことなんだろうと思います。

ONE TEAMを目指すことで目標を達成できる。
そのためには会社でのつながりを強化する必要がある。
忘年会をはじめとする仕事を超えたつながりを積極的に作ることが大事。
ということですね。

まとめ|会社でのつながりを強くする努力が「忘年会スルー」現象を解決

最後に、ここまでの話をまとめますね。

 

  • 若者は愚痴や自慢話を聞かされる「会社飲み会」がイヤ
  • スルーしたいのは「忘年会」ではなく「会社でのつながり」
  • 忘年会の存在意義は確かにあるしメリットも多い
  • 忘年会スルーされない方法は会社でのつながり強化が必要

 

いちばん訴えたいこと。

飲み会や忘年会に社員が自ら積極的に参加したくなるような人間関係の構築が、今の会社という組織には必要だということです。

忘年会が嫌がられているというよりは、会社の人と一定以上の関係になりたくない。
そういう状況が長く続いてしまうと、いざという時の妨げになるような気がします。

例えば、もし会社にいる時に大地震が起きて、嫌いな上司が怪我をして動けないという状況になった時、どうしますか?

そんな危機的状況でも助けあえないような会社は、非常にまずいと思います。

マンションの隣の部屋の人の顔も知らなければ、近所の人たちと助け合うこともできません。避難している間に空き巣に遭ってしまうようなことも、地域の繋がりが強ければ、少なからず抑止効果があるのではないでしょうか。

目標を達成する時にも、職場の人間関係が良好であることは重要な要素ですよね。

 

「忘年会に積極的に参加する人数」は、従業員同士の親密度のバロメーターだと思います。

もっといえば、会社の存続や発展にも大きく関係するのではと。

「忘年会スルー」が日常的に起きている組織は、社会人である前に「人同士の繋がり」を見直す良い機会だと思います。

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