こんにちは!
てつごろう(@Te256g)です。
7月10日より毎日更新を始めて1ヶ月が経過しました。
その成果としてPV急増、直帰率激減、自然検索の割合増加の3つの改善が見られました。
また毎日更新をすることによる弊害も実感。
その中から、ブログ毎日更新をする時は目的、品質、ニーズのバランスが重要だと気づきました。
この記事では、毎日更新によって得られた成果と、具体的な数字を元にした分析、落とし穴にもなりかねない弊害についてまとめました。
僕はブログを始めてから1年近く伸び悩んだので、同じようにアクセス数や収益が出ないという方、毎日更新に取り組むべきか悩んでいる方に役立つ情報になっていると思います。
1. ブログ毎日更新の目的と背景、結果
上記の通り、7月10日にTwitterで毎日更新宣言をしました。
それから1日も欠かさずに更新し続け、8/20現在では42日間連続更新しています。
毎日更新による成果が顕著になっています。
まずは目的の振り返りと、1ヶ月間継続した結果の概要です。
1-1. ブログ毎日更新の目的と背景
僕が毎日更新を始めた目的はアクセス数を伸ばすためです。
その背景をまとめると、こんな感じです。
- ジャンルがブレまくっていた
あっちの方が稼げそう、こっちの方が需要ありそう、など。 - 何が得意か分からない
自分といえば「これ」と呼べるものがなかった - 上記のように考えすぎて結局ブログを書けない日々
- 更新間隔が1〜2週間空くことはザラ
- 収益はもちろん、アクセス数も伸び悩んでいた
このように以前までの僕は、ブログの方針がブレて迷いまくった挙句、何も書けずに終わる日が続いていて、1〜2週間空いてしまうことはザラでした。
そのためか、収益はもちろんアクセス数が伸び悩む時期は1年ほど続いていたんですね。
そこで毎日更新を始めたのですが、その理由はこちら。
- まずはアクセス数を伸ばしたい
- 収益化、分析・改善をするにも、まずは数が必要
- ブログ界隈で言われる「100記事」のスタートラインに立つ
まずは母数としてのアクセス数を伸ばすために記事の数が必要と仮定。
収益化だけでなく分析、改善、方向性の検討をするためにも、まずは数が必要と考えました。
とにかく書けるネタはどんどん書いて公開していく方針で、7/10より毎日更新を開始。
多くのトップブロガーさんたちが言うように「100記事」というベースラインにまずは立つべきかなと考えたことも背景にあります。
1-2. ブログ毎日更新1ヶ月継続の結果【概要】
毎日更新を開始した7/10あたりを境に、明らかな変化が見えてきました。
その変化は以下の3つです。
- PV数が急増
- 直帰率が激減
- 自然検索の割合が増加




このように成果が得られた一方で、毎日更新の弊害も浮き彫りになりました。
- 滞在時間が大幅ダウン→記事の品質もダウンか?
- 更新作業が目的になりがち
- メリハリがつかず他のタスクが追いやられがち
それぞれ、詳しく解説していきます。
2. ブログ毎日更新1ヶ月の成果
7月のブログ運営報告では「好調」と書きましたが、8月も着実に良い数字を出してきています。
毎日更新1ヶ月の成果について概要、考察をまとめます。
成果① PV数が急増

概要
毎日更新を始めた7/10頃を境に、明らかにPV数が急増しました。
上図は、週単位のPV数の推移です。
月単位で見ると(1-2参照)、それまでのピークは月に600PV程度でしたが、7月のPV数は1,833。
さらに毎日更新1ヶ月以上が経過した8/20時点ではすでに2,000を超えており、順調に行けば3,000を超えそうな勢いです。
考察
他の施策としてトップページやカテゴリーの整理も行っているので、一概に毎日更新による成果とは言えませんが、いずれにしても目標としていたPV数増加は達成できています。
記事数が増えたことと、この後も触れますが回遊率が上昇したことも要因と言えそうですね。
成果② 直帰率が激減

概要
成果の2つ目は、サイト全体で直帰率が激減したこと。
5月、6月は80%以上だったのに対し7月は41.43%、さらに8月は20日時点で4.63%です。(1-2参照)
こちらもわかりやすいように週単位の推移をグラフ(上図)にしましたが、7/10頃を境に大きく下がっています。
考察
PV増加と同じく、トップページやカテゴリーページの整理も影響しているとは思いますが、単純に記事数が増えたことも大きく影響していると言えそうですね。
成果③ 自然検索の割合が増加

概要
7月の運営報告時点で、チャネル全体に対する自然検索の割合は9%でしたが、8月は20日時点で16%まで伸びています。
その一方でReferalが少し減少。
SocialやDirectの割合は大きく変わっていません。
考察
全体のアクセス数を支えていたのはSNSとDirectが中心でしたが、SEOの側面で、やはり自然検索の数字を伸ばしたいと考えていました。
自然検索の割合を増やすことを目的にしていましたが、ここに来て急増の兆しが見えています。
毎日更新による記事数の増加は、ここでも効果を発揮したと言えそうですが、サイトを公開してから1年が経過したこともあり、ドメインパワーが付いてきたことも要因かもしれません。

3. ブログ毎日更新の弊害
毎日更新による一定の成果は得られたものの、弊害もいくつか見えてきました。
- 弊害① 滞在時間が大幅ダウン→記事の品質もダウンか?
- 弊害② 更新作業が目的になりがち
- 弊害③ メリハリがつかず他のタスクが追いやられがち
弊害① 滞在時間が大幅ダウン→記事の品質もダウンか?

上図の通り、平均ページ滞在時間が5月は2:23に対し、7月は0:46と大幅ダウンしました。
ただ5月と7月では投稿数に倍以上の差があるため、母数の違いも考慮すべきとは思いますが、それにしてもこの開きは気になりますね。
試しに平均文字数との関連を見たところ、文字数の減少に連動して滞在時間も減っています。

一概には言えませんが、その原因としては以下のように推測しています。
毎日更新をするために文字数が減り、記事の品質が落ちた→滞在時間が低下
毎日更新をするために文字数を減らさざるを得なくなったこと、同時に記事の品質も落ちていることも関係していると推測しています。
ただ記事数も倍以上になっているので母数が違うことも考慮すると、もう少し様子を見ます。

弊害② 更新作業が目的になりがち
アクセス数増加を狙って毎日更新を始めましたが「何としても1日1記事を公開しなければ」という強迫観念のようなものに襲われる毎日でした。
滞在時間が減った理由に品質の低下を挙げましたが、ここも関係していそうです。
更新することが目的になりがちなのは、まさに本末転倒。
何のためにブログを運営しているのか、常に意識していく必要があると改めて思いました。
弊害③ メリハリがつかず健康にも影響を及ぼしかねない
②にもつながりますが、やはり毎日更新をするため、食事や睡眠時間を削ってでもついやってしまうんですよね。
毎日更新に限った話ではありませんが、フリーで仕事をしているとつい、時間管理を怠りがちだなと感じています。
メリハリがなくなると健康にも影響を及ぼしかねないため、毎日更新をするならきっちり時間と健康管理が重要です。
4. ブログ毎日更新には目的・品質・ニーズのバランスが大事
ブログ毎日更新1ヶ月を機に、その成果と弊害について書いてきました。
最後に、記事の内容をまとめます。
「考えすぎてブログを書けない→アクセス数が伸びない→収益もほとんどない」
こういう悪循環を断ち切り、まずは母数を稼ぐことに集中しようと毎日更新を開始しました。
1ヶ月続けた結果
- PV数が急増
- 直帰率が激減
- 自然検索の割合が増加
このように、3つの指標で大きく改善が見られました。
要因はいくつかありそうですが、毎日更新も大きく影響していると考えています。
ただ一方で
- 滞在時間が減ってきた
- 毎日更新することが目的になりがち
- メリハリがつかない
こういった弊害も見えてきました。
毎日更新による好影響は大きいものの、記事の品質、ひいては読者の役に立つ記事を書くという本来のブログの役割を忘れてはならないと感じています。
もっと言えば、そもそもなぜブログを運営しているのか、目的を常に意識していくことが大切ですね。
ひとまず2ヶ月連続更新という当初の宣言に向かって
- ブログの目的
- 記事の品質
- 読者のニーズ
この3つをバランス良く意識しつつ、継続していきます。
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