こんなタイトルで記事を書いたのは初めてで、少し勇気を出して公開しました。
どれくらい反響があるのかを試してみようと思ったからです。

初心者が1ヶ月でそんなにすごい成果を出せたの?
もしこんな風に期待させてしまったらごめんなさい。
実は現時点でのアリフィエイト収益は8,000円くらいです。
この金額が高いか低いかの議論は別として。
以前は自分の書きたいことを書きたいままに書いてきたので、収益で言えば1年近くかけて数百円程度でした。
それが、SEOについて学びながら本気で向き合って食らいついた結果、この1ヶ月で8,000円くらい稼ぎました。
それ以上にたくさん大事な気づきを得られた1ヶ月でしたので、記録の意味も込めてこの記事を書きました。

僕のリアルな経験と、僕なりの考えも盛り込んでいるんだよ。
記事の目的|ブログ初心者への共有と先駆者への感謝
僕にとっては挑戦的で攻めたタイトルにしたわけですが、果たしてどれくらいの反響があるのか。
その結果は後日、CTRや直帰率、平均滞在時間などを確認して検証したいと思います。
というのは半分冗談ですが、この記事を書いた本当の目的は4つあります。
ちょっと大げさですが、こんな風に思っています。
誰かの心を動かせるものを作りたい。40歳手前になって初めての感覚
記事のタイトルで「大きな」と強調したのは「僕にとっては」大きかったからです。
期待はずれでしたら、重ね重ねごめんなさい。

なんだ、すごい成果を出したんじゃないのか。つまらん。
そう思ったら直帰していただいても構いません。
わずかな成果だったとしても、何度も心が折れかけ、なんとか食らいつき、悩み苦しみながら続けてきたことは、恥ずかしながら40歳が見え始めた今、初めてに近い経験かもしれません。
一人でも1cmでもいいので、誰かの心を動かすきっかけになったらと思っています。
本気でこう思えたことも「大きな」成果の一つです。

「あの頃は苦しんでたなぁ」と1年後に笑って振り返れるだけでも、自分にとっては意味がある記事なったんだよ。
開拓者たちのノウハウをもっと早く自分の物にしていれば、こんなに苦労することはなかっただろうなと思っています。
僕と同じように、ブログを始めたけど挫折してしまいそうな方がいたら、ぜひこの記事を読んでみてください。
楽しくブログライフを継続して夢を叶えて欲しいです。
前置きだけで1200字を超えました。
これが僕の良いところでもあり悪いところでもあります。
でも文章が書くのって楽しいなと思えるのは、実はこういう時間だったりします。
良い子はマネしないでくださいね。
本題に入ります。
1. ブログで成果を出すために必要な考え方
この章に書いていることは多分、すでにブログで稼いでいる方が見たら「当たり前だ」と思われることばかりかもしれません。
僕自身が、頭で分かっていながらも最近まで腑に落ちていなかったことです。
その結果、今の僕の状況になっているのだと思います。
なのでここで書いている内容は特に、僕のように伸び悩む初心者の方に読んで欲しい内容です。
以前までと、この1ヶ月での意識の変化
まずはブログの書き方に対して、以前と今とでブログを書く時に意識をどう変えたのかを比較します。
意識の変化によるブログへの効果、理由と手順
上記のように考え方、書き方を変えてきましたが
- 実際どんな効果があるのか
- なぜそういえるのか
- 具体的にどうしているのか
こういうポイントでそれぞれ解説をしていきます。
① 書きたい事を書く→ネタの幅を広げる
【効果】
よりユーザーの悩みに近づけます。
【理由】
書きたいことを書くだけでは自己満足だし稼ぐためには遠回りだからです。
【具体的な手順】
- 自分の書きたいこと、得意なことをベースにざっくり方向性を決めます。
- 関連キーワード取得ツールや実際にGoogle検索をしてみて、キーワードを派生させます。
- その分野でどんなユーザーが、何を知りたいのか、何に悩んでいるのかを調べます。
- 自分の想像以上に実はユーザーっていろんなところで悩んでいることが分かります。
- その中から、自分が書けそうなネタを決めます。
- 収益につなげたい場合は複数のASP(後述)で上記のネタをベースに商品を探します。
◆解説◆
今は、上記の流れで書くネタを決めています。最初はここを省略していたので、アクセスされない無駄な記事ばかり増えてしまいました。その結果、リライトする記事が多数発生。
ただ、やっぱり書きたいこと、得意なことでないと長続きしないなというのが僕の感想。
興味のない分野、もしくはインプットの少ない分野で「稼げるジャンル」に挑戦しましたが、頓挫しています。
とはいえ書きたいことだけではやっぱり成果にはつながらないですね。この1ヶ月で嫌というほど痛感しました。
その理由はずばり
- 「誰も興味がない」から
- 「実績も知名度も権威性もない」から
です。
医療系のまとめ記事問題が話題になってから特に、読者は「本当にそうなの?」という疑惑の目を持つようになったと感じています。というか僕自身がそうなりました。
また今の時代は情報が多すぎて、本当に必要な情報、知りたいことだけでいっぱいになってしまいますよね。
そういう環境で「自分はこんなに熱く書いているんだから誰か読んでくれるはず」という盲目的な文章は当然スルーされます。
この場合は嫌われるやつです。
もちろん、もともとそのユーザーが好きな分野だったら読んでくれる可能性もありますが、それ以前にユーザーに響かないですよね。
届いたとしても、そこで買ってくれるかは別の話です。
あ、まさにこの記事がそれに当たるかもですね。
でも今はSNSの時代。
嫌でも世界に拡散させる術があるので、引き続き熱い記事+ニーズのある記事を書いていきます。
② キーワードを無視→キーワードを厳選
【効果】
キーワードを厳選すると、軸がブレにくくなります。
【理由】
書いてる途中で何を書きたいのか分からなくなってパニック。大幅リライト地獄に陥るからです。
【具体的な手順】
- 関連キーワード取得ツールなどを使って、大まかなキーワードで検索します。
- Google Search Consoleで自分の記事が表示されている中から選ぶのもOK。
- その結果を元に、マインドマップを作ります。
- いくつか絞ったら、キーワードプランナーで検索ボリュームを把握します。
- 強すぎないワードが見つかったら、そのキーワードで決定します。
- 狙っているキーワードで書けそうになかった時は再度キーワードを選び直します。
◆解説◆
キーワードがたくさんあると、途中で何を書きたいのか分からなくなります。
長々と書いた後にその状況に陥ると、パニックになります。そして無駄なリライトが発生します。そのうち、本当にこの記事って必要なんだっけ?状態になります。
そうなると、自分とブログが嫌いになります。挫折します。

そんな時は一旦ブログを忘れて好きなことをする。
いずれまた書きたくなってくるんだよ。
この記事で何を訴えたいのか、何を伝えたいのかという軸となるキーワードを決めておくことが大切。
そのキーワードから逸れる内容は、別の記事にしましょう。
③ 読者の気持ち無視→読者の悩みを調査
【効果】
ニーズが見えてきます。
【理由】
読者の悩みを解決する記事が読まれる記事になるからです。
【具体的な手順】
- 狙うキーワードで検索します。
- 検索結果上位10サイトの内容をざっくり把握します。
- タイトルのどこがユーザーの知りたいポイントなのかを分析します。
- 上位サイトになく、自分が付加価値として提供できる情報を探します。
- Yahoo!知恵袋などでリアルな悩みを知ります。
- 閲覧数の多い質問の内容とベストアンサーを読んで、悩みの傾向を分析します。
◆解説◆
「① ネタの幅を広げる」の内容と被りますが、読者の悩みを無視できない理由は以下の通りです。
読者の悩みを調査することが大事な理由
- ブログで稼ぐためには、読んでもらえる記事を書くしかない。
- 自分の書きたいことが、ユーザーに響くかどうか分からない。
- 読んでもらうには、ユーザーが読みたい記事を書くしかない。
- となれば、書くべき内容はユーザーの中にあることが分かる。
ここには相当の時間をかける必要があります。
なぜなら、ニーズがなければ検索されないし、検索されなければ読まれないからです。
誰もが口をすっぱくして言っていますが、読まれなければ意味がありません。
僕はここに本心で納得できたのは、実はつい最近でした。
これではただの押し売りですよね。
手順4の付加価値というのは、すごく難しいポイントだと思っています。
例えば転職系の記事を書いても競合が多く強すぎるので、僕の場合は実体験を入れて付加価値を付けようとしています。
果たしてその効果はいかに?
④ ジャンルバラバラ→ジャンルの数絞る
【効果】
ブログの信頼度が上がってアクセス数アップが期待できます。
【理由】
何に関するブログなのか分かりにくく、評価が分散するから。
【具体的な手順】
- まずはとにかくなんでも良いから書く
- あっちこっち行っても良いからとにかく書く
- だんだん自分の得意なジャンル、継続できそうなジャンルが絞れる
- 絞ったらそこでさらに、書く
◆解説◆
初心者は、最初は雑記ブログでも良い。というのが僕の結論です。
ただその時できるだけジャンルを絞っておくことが、数ヶ月後に成果が出る鍵になります。
僕も最初はとにかくいろんなジャンルで書いていましたが、うんともすんとも成果が出ないのでだんだん絞っていって、今はある程度絞れてきました。
そのおかげか、アクセス数は伸び始めました。
ジャンルが定まっていると「このサイトはこういうことについて書かれているブログなんだな」と気づいてもらえます。
逆にジャンルが多岐にわたると「何についてのブログなのか分からない」となってしまうようです。
そうなるとGoogleとしては、ユーザーの検索意図に対して「このサイトは解決してくれますよ!」と自信を持っておすすめできなくなるわけですね。と解釈しています。
10種類のジャンルを3つずつ書くのと、3種類のジャンルを10ずつ書くのとでは、評価されるスピードが違ってくるということですね。

もっと早く気づけば良かった・・・。
ただ最初に書いたように、雑記ブログでいろいろ書いていたとしても、SEOを勉強しながら書き続けることで、次第に書くコツが分かってスピードも上がってきます。
決して無駄にはならないはず。
でもSEOを無視して書いたら、きっと無駄になるでしょう。
僕の最初の頃の記事を参考にしてみてください。
⑤ 収益への道筋無視→収益を見据え書く
【効果】
収益につながりやすくなります。
「道筋無視(みちすじむし)」って早口だと噛みそうですね。
【理由】
収益を生む記事を書いても、そこに誘導する道がないと誰もたどり着けないからです。
【具体的な手順】
- 狙うキーワードで売れそうな商品、サービスを探します。
- その商品、サービスの紹介記事(収益用の記事)を書きます。
- 関連するキーワード(ロングテール)でも記事(集客用の記事)をたくさん書きます。
- 3→2をリンクさせます。
◆解説◆
これはマナブ(manablog)さんの請け売りですが(注)
集客用の記事→収益用の記事
この流れを作る必要があります。
収益用の記事を1本書いて安心していても、相当ミラクルが起きなければ誰にも気づいてすらもらえません。
僕はそのミラクルをたまたま起こしたおかげで、今こうしてこんな記事が書けています。
そのために、まずは集客を目的とした記事をたくさん書いてから、収益用の記事にリンクさせます。
例えばユーザーを転職サイトに紹介して広告費をいただきたいという目的で「Webディレクター 転職」というキーワードで記事を書いたとします。
でも検索すると分かるように、上位はほとんど求人情報サイトで埋め尽くされています。
そこで周りから攻めることにします。
「Webディレクター 転職 コツ」とか「Webディレクター 転職 30代 未経験」など、ロングテールワードで記事をたくさん作って、そっちから転職サイトの紹介記事へ誘導するという手順ですね。
ロングテールワードでたくさんアクセスされるようになれば、自分のブログがそのキーワードで強くなるので、結果的に「Webディレクター 転職」というキーワードで上位表示が狙えるようになるという仕組みです。
実際にそんなうまくいくかどうかは不明。今、実際に試しているところです。

(注)
この記事の内容はほぼすべて先駆者たちの請け売りなんだよ。
一旦まとめ。やっぱり基本に忠実が一番近道
ブログの書き方、意識の変化によってどんな効果があったのか、具体的にどうすればいいのかを書いてきました。
僕の実体験や僕なりの見解も踏まえていたので、よりリアルに感じていただけたのではと思います。
僕の場合は特に、頭で分かったつもりになっていても実践できていなかったために、約1年、ほとんど収益を上げられずに苦しんでいたんですね。
結局、基本に忠実なことが遠回りに思えて一番近道だということです。
今、僕と同じように悩んでいる方がもし読んでくださっていて「やっぱりそうなんだね」と気づいてもらえたら嬉しいです。
2. 本気で取り組んでいる中で見つけた「本当に大切なもの」
突然ですが、僕はいま人生のどん底に近い状況にあります。
周りの目を気にしすぎる性格(HSPと呼ばれています)で、自分で勝手に潰れていき、部署異動や転職を何度も経験してきました。
周りの人は「みんな経験してることだよ」「気にしすぎだ」と言ってきます。
僕自身もそう考えていて、友人や家族に支えられながらつい最近までの15年間、会社員として働いてきました。
それまでの間は何度も
「もっと強くなりたい」
「こんなことで逃げる自分はだめだ」
「しんどくなるとすぐ諦めてしまう」
そう考えていました。
その結果、ついに糸が切れるように会社に行けなくなりました。
さすがにこのままではまずいと思いながらも、また会社に戻るのは正直難しい。
そのため今はクラウドソーシングを中心に、わずかながらの収入を得ている状況です。
なんとかライティングやブログで安定的に収入を得たいと思い、過去に経験したことがないくらい本気で取り組んでいます。
そんな状況でも妻はいつも明るく支えてくれています。
でも僕は、ブログやライティング、今後のことで頭がいっぱいになっていて、妻との時間をないがしろにしていました。
応援してくれている妻や兄弟、両親に安心してもらいたい。
なんとか早く安定した収入を得たい。
そう思って四六時中、ブログや仕事のことを考えていますが、それでもブログは正直で、なかなか伸びてくれません。
妻や家族のために努力していたはずなのに、そのせいでときどき妻に冷たい態度を取ってしまうことがあります。
仕事が長続きしない。
ライティングの収入はごくわずか。
毎日ブログばっかり書いている。
こんな夫のことを信じて支えてくれているのに、僕は自分のことで頭がいっぱいで、冷たい態度を取る。
そんな自分が嫌になりながらの日々を送っています。
そんなとき、たまたまコロブさんのプロフィールを読み、心を動かされました。
自分よりずっと大変な思いを経験されていて、辛い時期を乗り超えてきている。
僕には計り知れないレベルで努力をされてきている。
この記事を書こうと思ったきっかけです。
それに比べ、自分は何をしてるんだろう?
何のためにブログに必死になってるんだっけ?
自問自答しました。
稼ぐため?
有名になるため?
名誉を得るため?
自分にとって一番大事なことは何なのか?
そう考えていくうちに気づきました。
答えは一番身近にいて支えてくれる人のため。
なんで自分は努力をしているのか?
その影で大切な誰かを犠牲にしていないか?
身近な人を幸せにすること以上に幸せなことはあるのか?
これからの僕の指針ができました。
ブログも同じですよね。
なんでブロガーはブログを書いているのか?
ブロガーにとってはブログを「書く」という行為そのものが目的ではないはず。
もちろん自分の記録として楽しむ人もいますが、多くの場合、何かしらの知識や情報を発信したり、感動を共有したりするためですよね。
でも書くことに集中し過ぎて本来伝えたいことが伝わらなければ意味がありません。
一方、なんでユーザーはブログを読むのか?
ユーザーにとっても、ブログを「読む」という行為そのもので満足はしないはずです。
読者は何かしら悩みや知りたいことがあるからブログを読んでいる。
読むことが目的になって、自分の役に立たなければ意味がないですよね。
アフィリエイトで商品やサービスを売ることも同じことが言えると思いました。
どれだけ上手いセールストークでブログから爆発的な収益を上げたとしても、もし仮にその商品を買った読者が幸せになっていなかったとしたら、商品の提供者とユーザーの両者にとって本当に良いことなのでしょうか?
おそらくそういう状況は、Googleにとっても望まない結果なんだろうと思います。
ブログというものは本当に奥が深いなぁと思いました。
たった数千文字の言葉で、たくさんの気付きを与えてくれて、大切なものを思い出させてくれますね。
最後まで読んでいただいた方、お付き合いいただき本当にありがとうございました。
僕のようにブログが伸びなくて悩んでいる方にとって、何か一つでもヒントになる気付きがあれば嬉しいです。
ライターズハイとでも呼ぶのでしょうか。なんだかんだで記事を書き始めて8時間。
文字数もえげつなくなってきました。
最後に一言だけ。
どうかこの記事が拡散されて「ブロガー 初心者」で上位表示されますように。

かっこいいことを言ったくせに最後の最後でイヤらしいアピールをしたんだよ。まぁそこはご愛嬌ということで…。
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