こんにちは。
てつごろう(@Te256g)です。
僕はブログ歴1年、本気歴4ヶ月、17日連続更新中です。
もう辞めたいです。
この記事を読んでいるということは、あなたもブログを辞めたいと思っていますか?
おそらくいますぐにでも辞めることができます。
というわけで今回は僕のおすすめの「ブログの辞め方」をご紹介します。
最後まで読んでいただくと、ブログだけでなく物事の本質も見えてくると思います。

本当にブログを辞めたいと考えている人にだけ読んで欲しいんだよ。
1. ブログの辞め方
ブログを辞める方法としておすすめなのは、この3つです。
それぞれについて、具体的に解説していきますね。
(1)完璧を目指せ
ブログを辞める方法の一つ目は、完璧を目指すことです。
具体策としては、執筆途中に読み返して修正点をくまなく探すこと。
細かい部分が気になって何度も修正を重ねているうちに、さらに他の部分が気になってきて修正を重ねることになります。
そうなると、晴れて完璧に近づいていくことができます。
さらに文章だけではなく、アイキャッチ画像に関しても「これで意味が伝わるかな?」と考えてみましょう。
すると全部差し替えたい気分になれます。
そんなことを繰り返していくと、だんだん軸がブレていき、1つの記事が完成する頃には1週間程度かかっていることに気づき、アクセス数は伸びず、収益も発生せず、嫌になって辞めることができるわけです。
(2)1mmも脱線せず計画通り進めよ
ブログで稼ぎたいと考える人は、おそらく「ブログ初心者向け講座」などの記事を元に、収益化までの計画を立てると思います。
その計画から1mmもずれずに進んで行こうとすると、なんとブログを辞めることができるのです。
例えばブログのジャンルで「これでいこう!」と決めたら、絶対に変更してはいけません。
どんなことがあっても絶対に計画から外れてはなりません。
1mmも、です。
すると次第に、計画通りに進まないことに苛立ちを覚え、焦りが募り、挫折をしてブログを嫌いになることができます。
ここまできたら、あとは辞めるだけです。
(3)Don’t write, think
ブログを辞めるための最後の考え方は「Don’t write, think」つまり「書くな、考えろ」です。
完璧な文章を作り上げ、1mmも計画からずれずにブログという自分の城を築き上げたかったら、まずは考えましょう。
このように、ひたすらに考えましょう。
そして最後に、世の中に数多く出回っているブログ論を読みあさりましょう。
孫悟空の言葉を借りれば、これで「鼻くそをほじる力も出ない」(※)くらい、脱力することができます。
引用)BUZZ VIDEO
※「ドラゴンボール」で宿敵ベジータにこてんぱんにやられた孫悟空が、最後の力を振り絞って攻撃した後のセリフ。
2. 答え合わせ
本題です。
「1. ブログの辞め方」を読んでいない方は、ページのトップに戻ってください。
「本題」の意味に気づいている方は、このまま読み進めてください。
ここからは、この記事の真意について書きます。
ここまで読んでいただいた方にはもうお分かりかと思います。
ブログで行き詰まったとき、ブログが続かないときの対策を敢えて「真逆の表現」で書いてきたのですね。
「そんなややこしいことする意味ある?」と思われるかもしれませんが、僕のようなタイプの方が考えを改めるためには、これくらいインパクトのある書き方にする必要があるのでは?と考えたからです。
つまり過去の自分に向けて書いたので、少々荒い表現で書いてみました。

敢えて誤解を恐れずに書いたんだよ。
ここからは素直な表現を使って、この記事の答え合わせをします。
(1)「完璧を目指せ」の真意
本当は「完璧を目指すよりまず終わらせろ」と言いたかったのです。
これはFacebook マーク・ザッカーバーグさんの言葉で、何度も僕自身に言い聞かせてきました。
いわゆる「完璧主義」の僕は、1文字でも気になる部分があるとその場で直さずにはいられない性格。
それが本質的な部分なら直すべきですが、重要でない部分に時間をかけてしまうことが多々ありました。
もし僕と同じように、どうでもいいことにこだわって時間をかけてしまう人に向けた言葉です。
まだ気になるところがあっても、強引に公開してしまって問題ありません。
残念ながらアクセス数が少ないブログの記事は、公開後すぐに読まれることはないからです。
引っかかる部分があっても、一度「えいや!」で公開してしまえば、意外と気にならなくなります。

もちろん、公開後にちゃんと直す前提なんだよ。
(2)「計画通り進めよ」の真意
ロルフ・ドベリー著「Think Clearly」に、こんな記述があります。
「飛行中、機体が予定されたルート上を飛んでいる」のは、飛行時間全体のどのくらいの割合だと思うだろうか?
(中略)
正解は、なんと、「ゼロパーセント」だ。
おすすめの記事≫ 人生を変える本3冊【30代からの挑戦】
どんなことでも予想外の出来事は必ず起こるものですよね。
車の運転についても、路上駐車している車の影からいつ人が飛び出してくるか分かりません。
そういったアクシデントにもすぐに対応するように意識しているから、車社会が成り立っているわけです。
ブログに関していえば、おそらく多くのブロガーが、最初に決めたジャンルとはまったく違う記事を書いた経験が一度はあるはず。
むしろ思い切って大きな方向転換をした方がいい場合もあります。
そのためには脱線も重要です。
寄り道をしたからこそ見える景色もありますよね。
今までまったく興味がなかった分野が、実はベストな道かもしれません。
つまり答えは誰にも分からないし、物事が100%計画通りに進むことも少ない。
思わぬアクシデントをうまくかわしながら、ときには寄り道や脱線をして新しい発見をしていくと、自分では思いもよらないゴールに辿り着いたりするんですよね。
(3)「Don’t write, think(書くな、考えろ)」の真意
これもロルフ・ドベリー著「Think Clearly」からの引用です。
何を書くかというアイデアは考えているときではなく、書いている最中に浮かぶ
これは文章を書くこと以外にも言えることですよね。
例えば料理を始めたいと考えているとき。
レシピ本、よく切れる包丁、高級なまな板、食材を用意した。
何を作ろうか考えた。
でもうまく作れる自信がない。
そこから1年が経過した。
考えすぎて動けない人(つまり僕)の特徴を極端に表現してみましたが、こういった経験はありませんか?
レシピ本や包丁を買ったならまだ良い方かもしれません。
「料理を作れるようになりたい」と思って、妄想して終わってしまったことはありませんか?
料理は作るからこそ料理であって、頭の中でイメージしただけではまさに「絵に描いた餅」です。

いや、妄想だと絵にすら描いてない。
美味しく作る秘訣は、経験あってこそですよね。
ブログに関しても同じだと思います。
もちろん「まったく考えずに書け」と言っているわけではありません。
計画も事前準備も大事です。
ただ、考えすぎて何も書かない時間は本当に無駄だということを言いたかったのですね。

ここは誤解して欲しくないんだよ。
何も思い浮かばなかったら、とりあえず思いついた言葉を書いてみる。
そうすると連鎖するように別の言葉が浮かんできます。
最初はめちゃくちゃな文字の羅列かもしれませんが、書いているうちに思考が整理されて、それをまとめると一つの記事になったりします。
僕はブログ運営を通して、嫌というほどこんな経験をしてきました。
「書けない」「書くネタがない」のではありません。
「書かない理由を探している」のです。
こちらの記事もおすすめです。
3. 最後に【それが一番大事】
このタイトルを読んで90年代の某ヒットソングを思い出した人は、おそらく僕と同世代です。

(20代)
何の話ですか?

30代以上の方になら分かってもらえるはず。
親近感を持ってもらいたかったんだよ…。
この記事は、僕自身が何度も辞めそうになったときの経験を元に書きました。
これはブログに限らず仕事やプライベートにおいても同じことがいえるのですが、僕はこれまで物事が長続きしない、こんなタイプの人間でした。
僕と同じような性格の人で、まさにこういったタイプの人にこの記事を読んで欲しかったわけです。
冒頭に書いたように僕はブログ歴1年、SEOを学んで真剣に取り組み始めてからは4ヶ月程度ですが、いまだに最高の月間PV数は1,300程度です。
うまくやっている人であればその10倍は軽く超えています。
何をやってもダメだなと落ち込むたびに自分を卑下し、負の連鎖に陥ることもしばしば。

とは言え、7月のPV数は前月比2倍を超えました。
やっと芽生えてきて胸をなで下ろしているんだよ。
やっぱり、こんな風に悩む時間はもったいないなと思うんですよね。
ブログでアクセス数を稼ぐこと、収益を得ることが簡単ではないのは、多くの有名ブロガーさんも言っています。
それに個人ブログは個人で運営しているから気楽だと思われがちですが、広告を掲載してお金を稼ぐという点では、会社と同じくビジネスをやっているわけです。
うまくいかなければ、問題点を冷静に捉えて改善していけばいいだけの話。
時には悩むこともありますが、それはあくまでビジネスを回していくためであって、自分を見失うためではありません。
それが今回の記事でお伝えしたかった、一番大事なこと。
負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
ダメになりそうなとき それが一番大事
大事MANブラザーズバンド「それが大事」より

結局どれが一番大事??
話した逸れましたが、ときには脱線も大事です。
僕と同じように悩んでブログを諦めそうになっている方にとって、少しでも背中を押すことができればと思い、この記事を書きました。
ただし、もちろん本当に辞めるのも選択肢の一つ。
でもそのとき、何か一つでもブログを通して気づけたこと、習得したもの、達成できたことが無い状態だとしたら、もう少し続けてみることをおすすめします。
「辞めたい」と思ったときは、一つの目的や方法に囚われていないかを振り返り、柔軟に取り組めば、前向きに進んでいけるはず。
別の記事にも書きましたが「ブログを続ける」ことは、広告収入以外にもメリットがたくさんあります。
一人でも多くの人が楽しくブログを続けて、夢や理想に近づいて行っていただけたら嬉しいです。
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